しっとりタイプなのにピリピリ!?成分から見るスキンケアの落とし穴
- hairmodemiyu
- 9月3日
- 読了時間: 3分

こんにちは、たまちゃんです(^^)
「しっとりタイプ=優しい」と思って選んだのに、実際に塗ったらピリピリ、、、そんな経験ありませんか?
私自身も、ある乳液で「しっとりタイプ」を塗ったら頬がピリピリ。でも同じシリーズの「さっぱりタイプ」だと不思議と平気、ということがありました。
なぜ!?
成分表をみると、そこには意外な理由がありました!
1、「しっとり」と「さっぱり」の成分的な違い
化粧品の「しっとり/さっぱり」は、配合成分の違いで作られています。
◎しっとり処方によくある成分
・オリーブ果実油などの植物油
→ 天然由来でイメージは良いですが、微量な不純物や遊離脂肪酸が刺激になることも。
・ジグリセリンなどの多価アルコール
→ グリセリンよりの強力に水を抱え込む性質は、肌バリアが弱っているときには「水分の急激な流入」でピリつきやすいことがあります。
◎さっぱり処方によくある成分
・エチルヘキサン酸セチルなどの合成エステル油
→ 軽い感触で酸化にも強く、刺激が出にくい安定した成分。
このように、「しっとり=やさしい」とは限らないんです。
※スーッとするさっぱりタイプで、引き締めや清涼感目的でエタノールやメントールなどが入っている場合は、その刺激の方が強いので、さっぱりの方がしみることがあります。
2、なぜ「しっとり」でしみやすいのか?
肌のバリア機能が乱れているときに、
「油膜+強い保湿剤」が一気に入ってくると、ムワーッと覆われたような感覚になり、ピリピリ刺激を感じやすくなります。
元気な肌なら快適でも、ゆらいでいる肌には過剰な刺激になってしまうことがあります。
3、肌コンディションと成分の相性
そして、同じ化粧品でも「しみるとき/しみないとき」がある。それは、肌状態が変化しているから。
・紫外線を浴びた日
・花粉や乾燥で敏感になっているとき
・ホルモンバランスが乱れている時期
など
バリア機能が落ちて肌が過敏になると、普段は平気な成分にも反応しやすくなります。
これは「製品が悪い」というよりは、「肌の状態 × 成分特性」の組み合わせで反応が出る状態です。
4、成分オタク流・選び方のヒント
・「しっとり・さっぱり」の表記に惑わされない
・「天然油=必ずしも優しい」とは限らない
・グリセリンやジグリセリンなどが多い処方は、肌が弱っているときには注意
・敏感なときは、安定性の高い合成エステル油+軽めの処方を選ぶと無難
ラベルや成分表をちょっと意識するだけで、選び方の基準がグッと明確になります!
5、まとめ
「しっとりがしみる」理由は、成分と肌状態の相性でかわります。
成分を知っておくと、肌に合わせて賢く使い分けることができます。
◎ 肌が敏感なときは「軽め処方」
◎ 肌が元気なときは「しっとり処方」
と、肌と対話しながら選んでいくことが大切です(^^)
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