【紫外線吸収剤】は良くないの?~ノンケミカル処方のウソホント~
- hairmodemiyu
- 3月25日
- 読了時間: 6分
更新日:4月9日

こんにちは、たまちゃんです(^^)
だんだん暖かくなってきて、春がやってきましたね!
日差しが強くなり、暖かさ暑さとともに気になるのが【紫外線】。
もう対策できていますか?
日焼け止めが白く浮きやすい!自分に合った日焼け止めがわからない!そもそも日焼け止めの種類ってあるの?
などなど、日焼け止めに関するお悩みや気になるあれこれ、ありませんか?
タイトルにもあるように、UVケア化粧品といえばよく話題になる【紫外線吸収剤】は肌に良くないの?説!
長くなるので、結論から。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
紫外線吸収剤が肌に良くないかどうかは、肌による!
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
です(^^)
そのわけは、、、
日焼け止め難民さん必見!
先日もお話していたUVケアについて、今回は少し深掘りしてお届けします☆
もくじ
1、原料を知って賢く使えるUVケア化粧品
2、主な紫外線カット剤
3、UVケア化粧品を選ぶポイント
4、まとめ
1、原料を知って賢く使えるUVケア化粧品
ひとことにUVケア化粧品と言っても、種類はさまざまです。
内容成分によって形状も変わるし、日焼け止めとしての効果が変わるだけでなく、塗りやすさや肌への負担、オフの仕方が変わってきます。
成分のうちの、「紫外線カット剤」は、UVケア化粧品を処方するうえで最も大切な原料の一つです。
一般的に日焼け止め化粧品は紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の両方を組み合わせて効率良く効果を高めたものが多いですが、近年では敏感肌用として散乱剤のみを使用したもの(ノンケミカル処方などと表記されている)も販売されています。
お肌が乾燥しやすいのかベタつきやすいのか敏感なのか、外出は長時間なのか短時間なのか、街中か山や海へのレジャーなのか。
自分の肌との相性やどんなシーンで使用するかによって、使い分けるのも良いです。
2、主な紫外線カット剤
・紫外線吸収剤
紫外線を化学反応でブロックします。
吸収剤は、ケイヒ酸系、ベンゾフェノン系、トリアジン系などの化学物質が紫外線のエネルギーを取り込み、熱などの別のエネルギーに変換して、肌への影響を抑えます。
メリット→肌に塗ったとき、白浮きしにくくきしみ感もないので、使いやすい。伸びが良くスーッと塗れるものが多い。
比較的SPF値(紫外線B波をカットする効果時間の数値)が高い。
デメリット→各メーカーたくさん試験を繰り返したくさんのデータに基づいて安全性を確認したうえで商品化していますが、まれにアレルギー反応を起こす人もいます。
紫外線を熱などのエネルギーに変える化学反応を起こすので、肌のうえで熱が発生します。わずかな熱ですが、肌が敏感な人にとってはその熱が刺激となります。塗ったときは大丈夫でも、日中にピリピリしてきたりかゆみや刺激を感じるようなら要注意です。
・紫外線散乱剤
紫外線を反射でブロックします。
微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛が、物理的に紫外線を跳ね返し、肌への影響を抑えます。
メリット→UVA~UVB波まで幅広く散乱でき、かぶれるなどの症状が起こりにくいので肌が弱い人にはオススメです。
デメリット→白浮きしやすい。酸化チタンは白い粉末です。現在では細かい粉体(微粒子)もあり、昔に比べると白くなりにくくなりました。
他にも、きしみ感がでやすい、酸化チタンの表面の活性効果が抑えきれないなどの問題もあります。
結論
紫外線吸収剤は良くない、ノンケミカル処方が良い、のではなく【肌による!】です。
紫外線吸収剤は、よほどの敏感肌でなければ使っても大丈夫な人がほとんどです。
むやみやたらと紫外線吸収剤を避けてノンケミカルにして、紫外線防止効果が下がり紫外線を防げない方が危険です!
1番危険なのは紫外線なので、きちんと紫外線をカットできるようにしましょう◎
3、UVケア化粧品を選ぶポイント
・紫外線防止効果の度合いが使用目的にあっているか
アウトドアや屋外レジャーに行く際に、SPF値やPA値の低いものを使うのはNGです!
しっかりと紫外線を防げるように数値の高いものを選んで、なおかつ、こまめに塗り直しや塗り重ねをしてください!
反対に、ずっと屋内にいるのにSPF50やPA++++は強すぎます。
しっかり防げて予防もできて良いのでは?と思われますが、カット率が高ければ高い程、オフするときにお肌に負担がかかります。
お肌に余計な負担をかけないためにも、不必要な処方は控えましょう!
・安全性が高いか
刺激の強い成分が入っているかいないか、内容成分が肌に合うか合わないか注意です。
それと見逃しがちなのが、「去年の残りの日焼け止め(開封後1年経つもの)」も要注意です!
化粧品は、基本、開封したら1年以内に使いきるようにしてください!化粧品内に雑菌が繁殖する、空気酸化で成分が変質する恐れがあり、美しくなるために使ったのに、反対に肌トラブルが起こることも、、、
・使用感触に違和感がないか
口コミや評価も大切ですが、自分のお肌が1番正直です!
口コミや値段がどれだけ高くても、使ったその時やその後に違和感があれば、自分には合ってないことが多いです。
・日焼けを起こしやすい人は、紫外線防止効果の高いものを選べているか
メラニン生成のスピードや肌炎症の起こりやすさは人それぞれです。SPF値やPA値はあくまでも目安なので、日焼けを起こしやすい人は、ワンランク上のものを選んで防御効果を高めにしましょう。
4、まとめ
紫外線は肌や身体に影響を与えます。それは良いものもあるけど大半が悪影響です!
日焼け止めを塗らない、紫外線対策をしない、それは絶対にやめてください!!!
今すぐ出る日焼けの症状だけでなく、この先、シミやそばかす、シワなど、細胞がダメージを受けた分、必ずトラブルになって出て来ます。
迷ったら、ぜひご相談ください◎
ヘアサロンのご予約はこちらからどうぞ↓
岡山市中区海吉1807-14 栄ビル1F
hair-mode美結
TEL 086-238-6125
Comments